休暇中の暮らし 総入れ歯のピンチ(執筆者:久納美輝)

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12月に入ってから溜まっていた有給消化も兼ねて一ヶ月ほど休暇を取っている。一ヶ月で終わる予定なのだが、仕事をしていないと、不安でしょうがない。なんとなくそわそわしてしまう。

ただ茫々とある時間をどう使ったらいいのか、わからない。無駄に焦りもある。せっかく仕事がないのだから、普段読めていない小説や歌集、仕事関連の本を読んだほうがいいとおもう。が、実際は、YouTubeをぼーっと見て、煙草を吸っているだけで終わってしまう。とは言ってもここ数ヶ月ほど読んでいた『恋愛中毒』を読了できた。休みだからいろいろやろうではなく、普段できないことを少しずつこなして休暇を楽しみたい。

そういえば今日は大きな収穫があった。親知らずが痛むので、歯医者にいった。歯医者に言った結果、親知らずではなく、虫歯だと知らされる。大きい虫歯が4本、小さい虫歯も含めると18本も虫歯になっていた。しょうがない、大学生になってからあんまり歯を磨いてこなかったんだから。自分は虫歯になどならないと信じ込んでいた。なぜなら、歯を磨かなくても痛くなったことなんてないからだ。

でも、最近やたら歯垢が溜まりやすくなり、歯茎と歯の間に小さな隙間ができるようになった。このようになってもまだ、俺はまだ痛みがないから大丈夫とおもっていた。そして、ある日、その日はやってきた。

骨付きチキンを噛み切ったときに激痛が走る。そして、親知らずの根本あたりがボロボロ崩れていくのだ。これは、痛いから早く親知らずを抜かねばならない。そういって医者に、駆け込んで衝撃の事実を知ることになる。

これは親知らずだから、崩れてもいい、とおもっていて、ガリガリ歯の欠片を削って、歯の欠片ゲットという遊びをしていたが、これが大切な奥歯だったのだ。このまま行くと、将来歯がなくなってしまう。30代で総入れ歯はきつい。先日、空気階段というお笑いコンビのもぐらが、歯の治療をほったらかして、5本歯がないというのを見てガハガハ笑っていて、なんてだらしないやつなんだろうとおもっていたが、自分がそうだったのか。

まとめると、仕事に熱中していると、歯磨きやひげ剃りをサボり、自分のことがどうでもよくなってしまう。しかし、暇になってようやく自分の異常に気づくことができた。それだけでも休暇の意味はあったのかもしれない。

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